ショウワニアの絡みで全国各地にいくたびに「地名+昭和レトロ」
で検索して、それらしい場所を訪れることにしています、
富山でもいくつか有名な場所があるので行ってまいりました。
いずれの場所も経営しておられるのが高齢の方(70歳オーバー)で、
この方々の後には誰が受け継ぐのであろう、と少し心配になりました、

入場料は無料~1000円、この間くらいで、
無料ということは完全にボランティアでやっているということですね、
来ているお客さんの数はというと、正直そこまで多くないです、
ゆえにお店の店主さんとたくさんお話ができるという、
巷で昭和レトロな感じが流行ってるのに対して、
昭和レトロスポットにいくと少しギャップを感じてしまいます、
先日も都内の青梅の昭和レトロな場所に行き、
2つの施設でそれぞれ約1時間くらいは雑談させていただきました、
ショウワニアにのお話をさせていただいたところ、
大変共感してくださり、こちらとしても嬉しくなりました、
その青梅ですが、昔は人で賑わっていたものの、
近隣の都市開発の波には抗えず、来る方がかなり減っているとのこと、
実際に私が訪れた日も閑散といえば閑散としていました、

同じ東京都なのに、例えば虎ノ門のような都心とはかなりギャップがある、
つまりそのような場所に人を惹きつけるように開発が進められたわけですね、
お二人とお話をさせていただき、お二人とも過去を懐かしがっておられました、
ノスタルジックという感覚が何となく理解できました、
少し前の何かのメディアの記事にも書かれていましたが、
今の時代はどこのまちにいってもある程度コピペ的な町並みをしています、
それを否定するわけではないですが、例えば、私が子供のときに住んでいた地域にあった
個性的なお店が立ち並ぶ商店街的な町並みをあまり見なくなった、
それこそシャッター商店街と言われるように、営業しているお店も減っていたりと、
富山の高岡でもそのような光景を目にしました、
効率を求める世の中においては、いかにコストを下げるかとなりますので、
規模の経済が働く大手有意になってしまいます、
コンビニの素晴らしく進化したスイーツに対して苦しい思いをしている
ケーキ屋さんなどもあるのではないでしょうか、
話を戻し、失われる昭和、昭和は日本がもっとも元気であった時代でもあります、
それはできれば後世に伝えていきたい、伝えていくとなると
完全ボランティアでやると開き直っていれば話は別ですが、基本的に収益を考えなくてはならない、
今以上にビジネスセンスを持たなくてはならない、
それは一朝一夕には行きませんが、各地域の企業も歴史を残すということについては
少し考えてみていただいても良いのではないでしょうか。

