昭和を後世に~昭和レトロ館 吾楽俊・氷見昭和館 in 富山~

昭和を後世に~昭和レトロ館 吾楽俊・氷見昭和館 in 富山~

2025.08.01

昭和レトロ、チラホラと耳にするワードですよね、

なぜ昭和なのか、ここはあくまで仮定の話になりますが、
日本が世界的に見てももっとも元気だった時代、

そのエネルギッシュな時代が醸し出すオーラに
人を惹きつけるなにかがあるのではないかと、

富山にいく機会がありました、
ショウワニアのPJもあり各地にいくと昭和レトロ探しに余念がありません、

富山でも代表的なスポットが二つ、

・昭和レトロ館 吾楽俊
・氷見昭和館

実はそれぞれのオーナーさんがつながっている、
かつクラシックカーも愛しておられるなど、

昭和レトロの世界はつながっているようです、

・昭和レトロ館 吾楽俊:無料
・氷見昭和館:1,000円

という入場料、本当に1日中でも居られる雰囲気の空間で、
富山に足をお運びの際には是非お立ち寄りいただきたい、

吾楽俊さんではレコードの先祖のようなエジソンさんが発明された
レコードについての知識だけではなく、実際の音色を聴かせていただき、
何より技術者の方(SHARPにおられた方)がオーナーで、
すべてを直して動くようにされているというこだわりが半端ない、

ご本人は狭くて、雑然と的なことを言われておりましたが
全然そんなことはなく、とても見やすいきれいな空間でした、

ショウワニアの説明もさせていただき、ノベルティもお渡ししました、

一番最初のアイテムが何かというと、自作の真空管ラジオということで、
その他SHARPさんのお話についても、こっそり教えていただきました

2時間以上滞在をしていたのですが、その後の予定がなければ
何時間でもお話を聴かせていただきたいと感じるくらい素敵なお時間でした

氷見昭和館さんにおいては、オーナーさまがご病気をされたとのことで、
今はお店に立っておられますが店舗の運営が大変だった時期もあった模様、
吾楽俊のオーナーさんのお話をするととても喜んでおられました、同志は大事、

手作りの半端なく質の高いミニカーや広いスペースを存分に活かした展示、
入口すぐのところでジュークボックスの演奏を聴かせていただけるなど、
非常に厚いおもてなしをいただきました、

また、今後まだまだ野望をお持ちのようで、
その野望について熱く語っていただけました、

こちらでもショウワニアのノベルティをお渡しし、
とても喜んでいただけました、

というのは冒頭の挨拶的な話で、本題は何かというと、

・昭和レトロ館 吾楽俊
・氷見昭和館

双方のオーナー様がぼちぼち後期高齢者とも言われる年齢に差し掛かり、
貴重な昭和を伝える場所をどのように後世に受け継ぐか、です、

このままだと無くなってしまうおそれがあります・・・

行政の方々は費用の面でなかなか一歩踏み出すことが難しいようで、
であるとすると、民間での受け皿が必要になります、

吾楽俊さんの無料というのはすごすぎて、実際に持続可能性をより担保していくには、
ビジネスの視点も大切で、例えば入館料を1,200円にする1,500円払うとお釣り300円、
出口付近で昭和レトロなガチャガチャ1回300円を置く、受け取ったお釣りの300円を使う、
結果的に一人あたり1,500円を落としてくださる、

ランニングコストや初期投資をどのように抑えるか、それも必須のポイントですが、
上記のように良いものにはしかるべき対価を、ということで、ビジネス視点を取り入れること、
あとは照明なども重要と感じまして、明るすぎては良くないのですが、昭和の中でもセピア感を出すと
切なくなってしまうため、展示におけるライトの効果について見直す、なども含めて、
よりエンタメ性を強めることも大事だなと、

まずは続けていただくこが日本の文化の継承にもつながりますので、
もしご関心をお持ちの方がおられましたら、是非一度いってみて、お話していただえればと思います。