~緑あふれるクリーンな日常を世界に~産業廃棄物処理から養蜂まで行う、加山興業の中嶋さんにお話をお聞かせいただきました

~緑あふれるクリーンな日常を世界に~産業廃棄物処理から養蜂まで行う、加山興業の中嶋さんにお話をお聞かせいただきました

今回は愛知県の豊川市に拠点を構える加山興業の中嶋さんに
お話をお聞かせいただきました。

中嶋さんとは数年前に、SDGsのカードゲームの
ファシリテーターの資格を取る際に、ご一緒させていただき、

偶然にも名古屋未来環境EXPOという展示会で再会し、
取材依頼という流れとなりました。

資格取得以降、それを生かして事業に邁進されている中嶋さん、
その中嶋さんが所属されている加山興業さんについて
色々と質問させていただきました。

加山興業の経営企画室の中嶋さん

加山興業さん

HP:https://www.kayama-k.co.jp/
インスタグラムhttps://www.instagram.com/ecolocle/
YOUTUBE:https://www.youtube.com/user/kayamakogyo1961

R:REUSED
N:加山興業中嶋さん

I`m Here(いつもそばに)という価値観

R:かんたんな自己紹介をお願いします!合わせて御社の事業内容についてもお教えくださ い

N:加山興業の経営企画室で主に広報を担当している中嶋と申します。
弊社は産業廃棄物処理をメインに、 解体事業や、養蜂事業などの
幅広い環境ソリューション事業を展開しています。

工場内部の様子


最近力を入れているのが、SDGsのコンサルティングで、
同業他社様含め、多くのお問合せをいただいています。
自社でSDGコンパスを活用して事業戦略を策定した経験を基に、
他社に対してもサービス として提供させていただいています。

体裁的なものではなく、2030年に向けて、
行動と目標数値をどのように結び付けていくかを深堀していきます。

R:蜂蜜をつくられるなど、様々な取り組みを拝見しましたが、
このような取り組みはどのようなきっかけで生まれているのでしょうか。
また、御社の中で大事にされている価値観などについてもお教えください。

N:どちらの事業も、環境保全の推進と、
地域やお客様との繋がり強化を目的に開始しました。価値観としては、「I`m Here!」でしょうか。
弊社が産業廃棄物処理事業をできているのは地域の方々や、
ご利用いただける企業様はじめ様々なステークホルダーの皆さんがいてこそです。
そのステークホルダーの皆さまに寄り添い、ニーズに応える、ということを大事にしています。

そのフィールドが我々においては環境で、「緑あふれるクリーンな日常を世界に」
を実現すべき未来として、サービスを提供させていただています。
もともとは「とっても頑固なゴミ屋さん」という、
お客様へ安心と安全をお届けするための合言葉がありましたが、
時代の流れの踏まえて、アップデートしました。とはいえ、根本にある考え方は受け継いでいます。

養蜂場の様子

R:自慢ポイントなどがあれば、そちらにも触れてください!

N:弊社は現在企業規模が拡大中で、130名ほどの所帯になり、
8割ほどのメンバーが現場の業務に従事しています。
社内全体でのコミュニケーションがなかなか取りにくくなってきていた状況を背景に、
今回、社内報を立ち上げることにしました。

社内報の中でのインタビューの機会などを通じて、
社内での接点を増やしていければと考えています。
現場の方々ともっと距離を近づけていきたいですね。

R:廃棄物処理業において、昨今の環境への関心などは変化をもたらしていますか?
追い風が吹いているとお感じになられたりはされますでしょうか。

N:SDGsという切り口で他の企業の方に挨拶できる機会が増えました。
事業の観点でも、脱炭素という観点で、大手企業さんから廃棄物処理にかかる
CO2排出量を減らしたいという目的で、環境保全を推進する弊社への
お問合せをいただくことが増えてきました。

R:産業廃棄物処理業において、地域との関係は重要なポイントかと感じますが、
地域との関係という点ではいかがでしょうか。

N:養蜂場での採蜜イベントで地域交流を図ったり、
また環境教育を地元小学校20校ほどで実施しています。
そのため、地域の小学校の先生などは弊社のことをよく知ってくださっていますね。
環境教育では、パッカー車への廃棄物の投げ入れや、
分別の重要性をクイズ形式で学んでもらったりしています。
小学生などは工場見学に来ることもあり、その際は皆さん楽しんでいただいている様子ですね。
工場見学のお問い合わせは増えていまして、
最近でも土木関係の組合の方から団体でのお申し込みがありました。

環境サービス業

R:オープンイノベーションなど企業間連携の話なども増えておりますが、
御社はそのような取り組みはされておりますでしょうか。
また、企業様からの要望として増えているものなどはありますでしょうか。

N:養蜂事業において「KAYAMAはちみつ」を商品として販売しています。
そのはちみつを使用して、地元店舗との新規商品企画を複数実施しています。
はちみつ入り焼き菓子やハーブティなどご好評をいただき、地域商業の活性化にも繋がっていますね。

また、昨年度は「SDGsかるた」を豊川市の障がい者支援施設シンシア豊川さんと
協働企画、製作いたしました。障がいのある作家さんに絵札のイラストを担当していただき、
SDGsに関連する読み札の内容は弊社で企画いたしました。
温かみのある素敵なイラストを楽しみながら、かるたを通じて
SDGsについて学ぶこともできる仕組みとなっています。

その他、リサイクル工場の壁画を学生に依頼したりと、様々な面で連携は図っていますね。

シンシア豊川さんと制作されたSDGsかるた

R:今更な質問にはなりますが、御社のホームページに掲載されている
キャラクターにはどのような意味があるのでしょうか。

N:テラノさんですね、テラノさんは恐竜をイメージしています。
恐竜時代が途絶えてしまったのが、環境の変化によるもので、
我々が暮らしている今の時代も、このまま環境変化が進んでしまうと、
暮らし続けることが難しくなるかもしれない、というメッセージが込められているんで す。

R:なるほど!話を戻しまして、コロナ禍は御社には影響はあったのでしょうか。

N:コロナ禍では製造業者様の製造が減り廃棄物の量が減少したこともありましたが、
おかげさまで特段社内に大きな変化はありませんでした。

R:2030年がSDGsのターゲットイヤーなわけですが、
2030年をどのような状態で迎えられていると御社にとってハッピーですか?

N:様々な廃棄物に対応できる設備を備えることと、CO2の排出量ゼロを目指すことです。
使用後のモノを処理する中でもCO2を排出してしまっているという状況をなんとか変えた いですね。
CO2固定など、様々な方法が検討できると思います。

R:さいごになりますが、加山興業さんを●●業と表現するとすると、
何業と言えますでし ょうか。

N:環境サービス業、でしょうか。
様々な切り口で環境に関するお悩みを相談できる企業でありたいです。

(編集後記)

資格取得の際も、目的をしっかりともって、
取り組まれている姿が印象的だった中嶋さん、
言葉の一つ一つに自信が表れていました。
それは、これまでの努力の証と言えると感じました。

また、KAYAMAはちみつを使ったバームクーヘンは
私の周囲でも大好評で、一度ご賞味いただければと思います。

これからの加山興業さんの発展がますます楽しみです!